血液検査

お見合い渡航時に日本人会員様と女性会員の血液検査をチェンライ血液センター(ChiangRai Laboratory Clinic)にて行ないます。
この血液検査は、非常に重要な検査になります。
この検査を怠ると、本人のみにならず、将来授かるであろう子供に母子感染させ、取り返しの付かないことにもなりかねません。
結婚前に検査することで、自覚症状が出るまえに予防接種やワクチンにより配偶者への感染や母子感染を未然に防ぐことにもつながります。

① サラセミア貧血検査(Hb Typing)

 -症状- ヘモグロビン蛋白の異常によって正常な赤血球がつくれず貧血になります。
異常なヘモグロビンを持つ赤血球は脾臓で次々と破壊されます。
ヘモグロビン蛋白を構成しているα鎖あるいはβ鎖をコードする遺伝子の異常により、蛋白がうまく生成できなくなくなる。
男女とも陽性反応がある場合は、奇形児出産の可能性が高くなり、タイ国内では、出産は認められておりません。

② エイズ検査(HIV)

 -症状- 免疫力が低下すると、健康であればなんでもない弱い細菌、ウイルスやカビに感染したり(日和見感染症)、悪性腫瘍ができたりします。この状態がエイズです。
現在でも体内からHIVを完全に排除することは困難です。
※渡航前に検査済みの場合には、必要ありません。

③ B型肝炎検査(Hepatltls B)

bHBsAg HbSAb  HBVの感染には、感染成立後一定期間の後にウイルスが生体から排除されて治癒する「一過性の感染」とウイルスが年余にわたって生体(主として肝臓)の中に住みついてしまう「持続感染」(HBVキャリア状態)との2つの感染様式がある。

一般に、成人が初めてHBVに感染した場合、そのほとんどは「一過性の感染」で治癒し 、臨床的には終生免疫を獲得し、再び感染することはない(近年、成人が初めてHBVに感染した場合でも、HBVのある特定遺伝子型:ジェノタイプAに感染した場合、10%前後の頻度でキャリア化することがわかってきました)。
HBsAgはB型肝炎ウイルスの抗原で抗体がHBsAbになります。
HBsAg(-)HBsAb(+)の場合は抗体があるため、人に感染させることはありません。

HBsAg(+)HBsAb(-)の場合は、配偶者等になる方がHBsAg(-)HBsAb(-)
であると水平感染させます。この場合配偶者等はワクチンを接種することで、抗体を作るので、感染が防げます。

④ 梅毒検査(VDRL)

 -症状- 感染後約3週間で発症します。治療しない限り体内に残り、最終的には死に至ります。現代において先進国では、抗生物質の発達により、死亡する例は稀です。

⑤ 風疹検査(女性のみ)

Rubella IgG 発熱、発疹、リンパ節腫張(ことに耳介後部、後頭部)が主要な症状です。
小さな紅い発疹が全身に出現し、発熱や倦怠感、咳などの症状もでます。
風疹ウイルスによる感染症で、妊娠初期の妊婦が感染すると危険で、胎児に先天性心疾患、難聴、白内障などを高率に発症します。
ここタイではワクチンを接種している人がほんどですが、接種率は100%ではありません。